歴史

彰義隊と日本赤軍(というか、若者と時代と政治とか)

過激派的外傷あるいは義人とその受難 | 遠方からの手紙 - 楽天ブログ ↑これを読んでいたら、ふと、 2007-05-15 ↑これを思い出した。杉浦日向子作品の名作。

「沖縄は日本ではない」という差別について

戦前の沖縄で、土地の言葉を使うと責められた、という話をよく聞く。沖縄の人々は「日本人である、日本国民である」という意識が低い…という中央政府の認識の下での、皇民化教育の強化があったと聞く。しかしそのことを問うなら、偏見や差別意識が強かったこ…

過ぎたるは及ばざるがごとし

日本史の教科書における沖縄戦の記述をめぐる検定について「修正意見は妥当だが修正後の記述は妥当ではないと思っているようだが、しかしそれなら組合の先生が補うことを期待するのは属人的な要素に頼りすぎではないか」とのご意見を、先のエントリ「空気」…

我をば何地に具して行かんとするぞ

沖縄戦の語り継ぎ方として、(表面的な政治思想的なことではなく根っこの情感としては)尚古右派的なものも進歩左派的なものも、どちらも必要であると思います。ただし左派の語り口は「時を得て奢りを生じた」と思わざるを得ないものも多いです。右派的な語…

人民の、人民による、人民のための同調圧力(1)

私はちょっと尚武なところがあって(本人はフニャフニャしてるんですが)、国防というものも非常に大事だと思っている。私の中では、医療・看護・介護・教育・治安・防災・国防という職務については尊びたい気持ちがある。そんな私だけど、たとえば非武装中立論と…

「空気」を気にする日本人の精神主義的教育論

歴史教科書における沖縄戦の記述をめぐる検定意見に、またぞろ感情的な反発が起きているようだ。一般人に対して自決するよう軍命令が出ていたわけではないが多数の集団自決があったことは史実であって、それを誤解させないように記すべしとの意見が、なぜに…

にゃんにゃん日本史(ネタ)

にゃんにゃん分析にはまったので、悪乗りして日本史浪漫長編だ。

解放区建設の情理

前エントリのコメント欄で、samidamariさんとtasoiさんからご意見をいただいた。「住む」ということの本質にかかわる話である。そこで、あらためて整理してみる。まずtasoiさんから、国際人権規約のA規約(社会権)とB規約(自由権)について、前者は努力目…

住居の強制撤去について

政府権力による住民の強制退去というと、私が真っ先に思い浮かべる映像がある。南アフリカ共和国のアパルトヘイトを扱った映画、『遠い夜明け』の冒頭シーンである。夜が明け始め、曙光の薄明かりの中、人々の生活の音が聞こえ出す。まだ暗い、青い背景の中…

血税一揆

大阪長居公園でのホームレス排除について。私から見ると、行政側が用意した代替施設に不備ないし不満が強くて公園に戻っていた人々が強制排除されたのだから、こと問題はもっと具体的なことように思える。この公園でなくてはダメなんだ、ほかのいかなるとこ…

女性ハ神聖ニシテ侵スベカラズ

痛いニュース(ノ∀`) : 【政治】 女性=「産む機械、装置」 柳沢厚生労働大臣が発言…自民・島根県議の決起集会 - ライブドアブログ はてなブックマーク - 北海道新聞 社会 - 女性は「産む機械、装置」 松江市で柳沢厚労相 ニュースそのものより、コメント欄の…