biology

「超男性脳」について

1.「Aという特徴は女よりは男に、Bという特徴は男よりは女に、顕著に抽出されます」 ↑これと、 2.「男にはAという特徴があり、女にはBという特徴があります」 ↑これは、別の考え方だろう。 1は帰納法的に言えることだけど、それを逆転して2のよう…

肌の色と人種概念について

人種をめぐる議論が大隅典子の仙台通信で行われいる。その議論そのものについての感想は、そのコメント欄に少しだけ投稿した。そこで、ひとまず視点を変えて述べてみることととする。まず、人種と言っても多様であるということについてであるが、基本的には…

泳げ!にぼしくん

やっと梅雨明け、久しぶりに嫁と休みも合ったので家族で海へ。といっても我が家が海に行くときは、水槽で飼う小魚をゲットするためにいくのが慣わし。ところが先日のニュースによると、この長雨で大量の川水が流れ込んで近海の塩分濃度が薄くなり、なんかの…

生物学的○○

前から不思議に思っていたのですが、「生物学的性差」って、何すか?そこで言う「生物学的」というのは「生物学としての」の意味じゃないでしょう。「生物としての」ですよね。でも「生物として」と「生物学として」はイコールじゃないはずです。「歴史の」…

煩悩を寂滅していたわけではなかった蝿の話

日本学術会議主催公開講演会「身体・性差・ジェンダー ―生物学とジェンダー学の対話―」という催しが開かれたらしい。つねづね「理系と文系の知の断絶」を危惧している私としては、このような対話について、どんどんなされていくべきだと思う。もちろん、今回…