追記(私信)

上記エントリのブクマにfuuuuuuunさんからコメントいただきました。

「(性別を抜きにした存在としての)人」って表現が乱暴だったなと反省してたのでTBいただきなんか救われた気分/男性(というか他者)のつらさに中々思い至れないものだなあ

あああ、前半部、そんなふうに言われると恐縮です。fuuuuuuunさんのあの記事にインスパイアされてダダーッって書いちゃったんで(汗)。なんかすごい気を使わせちゃったかも。


で、後半部、私はどっちかというと男向けにアレを書いたんですね。「男は辛いよ」っていうより、「何べん生まれ変わっても男に生まれたい、いろんなオトコを演じてみたい、たとえ大根役者でも」ってのがあってですね。女がオンナを演じる演じない、それを男が論じるってぇと、男がオトコを演じる演じないってのはどうしたよという気分で。

んー、で、どうしよっかなぁ、と思ってたのですが、 http://d.hatena.ne.jp/fuuuuuuun/20070319/p1これ見て、「えぇ〜?つまんない日記じゃないよ、愛読者だよ俺、関連サイトの中で一番好きかも」と思ってたのですが、あまり気を使わせたくないので言及してませんでした。同じ理由で、こちらに言及していただいてたhttp://d.hatena.ne.jp/fuuuuuuun/20070304/p1にも、すごい同感共感してたんですけど、心の中で「うんうん、俺もそう」と頷くにとどめてました。特に、

うん……これは私にとっては前提だった。子供のころから地味だったためだろうな。誰も私の内面の困難や混乱について知らなかったし、踏み込まなかった。自分でも仕方がないと思う。私が教師や友達であっても気づかなかっただろう。


私も前提でしたよ。前提だったはずなんだけども、典型的なADHDとかお医者さんに言われて、そんで、何やら前提が飛んだしまった体験談ということです。

(ちなみにADHDはハデな人と地味な人との差が激しすぎると思ったりする)


そうですね。ついでに言うと私の場合なんですが、多動の無いADDだと思ってた時期もありました。「俺、地味キャラだったしな、ずっと」と自己認知してました。


でも、実はやはりハデな人だったですね、ガキの頃から。そういう自己認知の歪みには理由があって、どうもハデハデな自分を思い出の中からまったく排除してたという。記憶喪失じゃないんですよ、よくよく思い出してみると、私はいつだって目立つ子だった。人気があって目立つんじゃない、浮いて目立ってたんですよ。どハデにギクシャク。でも、ずぅぅぅぅっと、俺は地味で目立たないからって思ってきた。馬鹿にされないよう隅っこでおとなしくしていたかったんでしょうね、自分を騙し騙しやってきたんだなぁ、と思いました。


そういう自己像を得ることができたのは、今の親友のおかげですね。ほんとに無口。ほんとにシャイ。ほんとに繊細。ほんとに傷つきやすい、病むほどに。歌う時、それ以外は。だから、そいつのこと思わずにおれない唄を、ここで歌バトン。サトミさんから来たバトンを、fuuuuuuunさんに、だけど、私に返そうとか誰かに渡そうとか思わないでいいですよw
Hop Step Dive / スガシカオ - 歌詞ナビ